退職という人生の節目、慌ただしく働いてきた生活から、これからはゆったりと過ごしていきたい、そんなふうに考える人が多いでしょう。
しかし実際には、金銭的な不安ばかりが膨らんでしまう、というのが多いのが現実です。毎月お給料として入ってきたものが無くなり、でも、生活水準を落とす訳にもいかない。もちろん出費も何かとある・・・。
そんな不安の中、保険を見直す方は多いです。仕事をしてきた日々と退職後の生活リズムや環境はがらりと変わるので、今後の生活を十分に考える上でも退職は保険見直しの大きなきっかけとなるのです。
退職をきっかけに保険を見直す際に失敗しがちなのが、節約、削減をメインに見直し、保険の最大の目的「安心を得る」ことを忘れてしまうパターンです。
何に対しての「心配」があり、「安心」が欲しいのかを明確にすることが、退職を機に保険を見直す大きなポイントです。
例えば、子供が自立している場合、万が一のことがあっても、それまでよりも「心配」はなくなり、死亡保障はそれほど重要ではなくなります。
また、逆に医療保障は手厚くしておいた方が良いでしょう。病気やケガの確率は上がり、入院ともなれば長期の可能性も高くなります。「安心」は欲しいですね。 その他、民間の介護保険があることで「安心」が充実するでしょう。
注意としては、若い頃に加入するのとは違い、年齢制限や健康状態の条件も厳しくなります。盲点も多く、退職後のマネープラン、資金運用に大きく影響していきますので、保険のプロに相談することが安心でしょう。
保険の最大の目的「安心を得る」ことを忘れないようにしましょう。 何に対しての「心配」があり、「安心」が欲しいのかを明確に!